佐志小学校にて総合的学習における福祉学習を実施いたしました

令和5年6月30日に佐志小学校にて5年生を対象に総合的学習における福祉学習を実施いたしました。

実施メニューは「福祉についての学習」、「車いす体験」、「高齢者疑似体験」、「視聴覚障がい体験」ということで、さつま町内の福祉活動・バリアフリーなどについての講義や車いすの移動介助・自分で移動するなどの体験、高齢者疑似体験セットを装着して歩いたり階段の上り下りをしたりする体験、目隠しをして点字ブロックの誘導に合わせて歩くなど多くの体験をしていただきました。

「体験を通して身の回りの色々な人の気持ちに、よりより町づくりのために自分たちにできることを考えよう」という学習のめあてを決めて、とても真剣に取組む生徒さん達を見て、講師をつとめる私たちも刺激を受けながらメニューを進め、体験後には「今日の体験で感じたこと」の意見発表があり「大変な思いをしていることがわかった」、「体験した体の状態で生活をしていることがすごい!」、「家族が腰が痛いという気持ちが分かった」など活発な意見が出されました。またその後の「自分たちにできること」の意見発表では「点字ブロックに障害物が乗っていたりしたら取り除いて点字ブロックが適切に使用できるように守る」、「サポートしてあげる」、「優しく見守る」などの意見が出され、生徒さんたちそれぞれが自分たちができることを真剣に考える姿が見られ、とても有意義な時間を私たちも過ごすことができました。

今回の福祉学習の体験等をとおして、自分たちにできることは何かを考えるきっかけになり「自分たちができること」を実践してくれると思います。